みなさん、こんにちは。
いつもたくさんのお問合せとご依頼をいただき、
誠にありがとうございます。
会って話をすると仲良くおしゃべりする
子供が同世代のママ友さんが多々いるのですが
その中に一人、Bさんとのお話・・・
(ご本人にご許可をいただいております)
Bさんがおっしゃるには・・
長くうまくやってきていた夫婦関係なのに
最近夫の言動になぜかイライラしてしまうことがあって
それが態度に出ているのか
夫の態度がそっけなくなってしまった・・・
原因がわからないし
どう改善したらいいのかわからないと
ポツリと心のうちを打ち明けてくださいました。
落ち込んでいらっしゃるBさんに
「周りに夫婦仲が悪い人、
家族の不平不満を愚痴る方がいませんか?
その人間関係が出てきてから
ご夫婦関係が不調になっていませんか?」と
お伝えしました・・・
そしたらびっくりした表情のまま
考え込まれて
すこし時間がたってから
「もしかしたら・・・」とお話してくれました。
親ともなれば子供の学びの場や活躍の場の数だけ
コミュニティーが広がってゆくわけですが
その1つで子供の習い事で知り合った
ママさんたちと
習い事のたびに顔を合わせては
おしゃべりをするようになったそうです。
エンタメの話、家事洗濯の豆知識などの話
いい食材や生活雑貨がお安く手に入るお店のお話
我が子の話などなど
こんなたわいもない会話をして楽しんでいた
ママ友さんグループがあったそうです。
そのグループに入ってとても楽しいと
始めは感じたようですが
とある時から「夫」の話題になっていったそうです。
グループ内のとある人の夫婦関係が
とても悪いということから
「夫」の悪口大会が始まってしまい
それまで朗らかにお話をしていた方々が
こぞって「夫のダメなところ自慢」を
し始めてしまったとのこと。
夫の体臭、鈍臭い、家事は何もしない、稼ぎが少ない
甲斐性がない、不細工だなどなど・・・
このママ友Bさん宅は
ご夫婦として寄り添ってとても長く
喧嘩をまともにしたことがないくらい
仲良しご夫婦だったそうです。
このグループ内で「あーそっかBさん宅はラブラブでしたね。」
「旦那さん、とっても素敵な人なんですね。」と
嫌味っぽく言われ始めてしまったことから
Bさん自身が
周りに話を合わせなければいけないだろうかという
意識にかられてしまったそうです。
それまで「夫」への不満などさして
感じることがなかったのに
周りに話を合わせるために
「夫」のダメなところを探し始めて
「夫のダメなところ自慢」の
会話にまざっていったそうです。
Bさんが「夫」のダメなところをなんとか考えて
話をし始めたら
「Bさんとこもうまくいっていないんですねー。
でもうちの夫の方が・・・」などと
さらにダメ自慢が加速してゆき
それに話を合わせていかなければ
ならなくなってしまったようです。
「朱に交われば赤くなる」といった
日本のことわざがあるくらい
その人間関係に「共感」ないし「同調」しようと
意識を持った時から
その人間関係に周波数がピッタリと合ってしまいます。
そしてさらにBさんは
「夫のダメなところ自慢」に混ざるために
それまでさして考えなかった
「夫のダメなところ」を探すという意識が
同時に働らかせてしまったこともあり
ママ友グループから離れた
日常生活であったとしても
Bさんの潜在意識の中に
「夫はダメなやつだ」
「夫はダメなところばかりだ」と刷り込まれ
「夫のダメなところ」を自動検索モードが
発動してしまっていて
なぜだかわからないけど夫を見るだけで
イライラしてしまうといった状態に
なってしまったようです。
Bさんにはそのグループから距離を空けるか
それができないなら
「夫のダメなところ自慢」が始まってしまったら
徹底してはぐらかしたり
会話に入らないようになさっては?と
お勧めしました。
そこから数週間後・・・
またBさんはと2人でお話をする機会がやってきて
ご夫婦関係について聞いてみました。
Bさんは「グループから離れることは今は難しいけど
ダメ自慢の会話に混じらないようにしたら
夫へのイライラも感じなくなった上に
あっという間に夫婦関係が元の仲の良い状態に戻った」と
にこやかにお話してくださいました。
この話は「善悪」「正誤」の問題ではないので
「夫のダメ自慢」をすることが
おかしいなどという話ではありません。
ご自分がどうありたいのかということに
相反するのであれば
同調しないことが最大のポイントになります。
集団心理というもの
またそれに共感・同調しようという意識は
知らぬ間に潜在意識にすりこまれていきやすいものです。
なぜだかわからないけど
良好だった状態が不調になってしまっている
そんなことがあったら
知らぬ間に潜在意識の中に
不調をインプットする出来事やキーワードが
すりこまれてしまっているのかもしれません。
何か違和感や気になること
不調を感じていたならば
その理由をしっかりと探り当てて
早めに修正をしていきましょう。
修正のサポートを全力でさせていただきますので
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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