今日から彼岸の入りですね。 秋分の日をお中日に、前後各3日間、都合7日間あります。
昼と夜の時間が同じになります。 秋分を境に夜が長くなってきます。
※今年の彼岸入りは19日(月曜)
お中日は22日(木曜・秋分の日)
彼岸明けは25日(日曜)
彼岸=日願で太陽信仰に基づく言葉 彼岸はサンスクリット語のパーラミータ(波羅蜜多)=到彼岸の略
この日の日没には先祖の霊と交信できると言われていた。 この時期にお墓参りをして先祖供養をするとともに、秋の訪れを祝う。
※「ぼたもちとおはぎ」のお話。
春に食べるのが「牡丹もち=ぼたもち」(牡丹の花のように大ぶり) 秋に食べるのが「お萩=おはぎ」(萩の花のように小ぶり) それぞれ季節の花でなぞられている。
おはぎはつぶあん。秋に収穫した小豆は粒が綺麗に炊ける、 ぼたもちはこしあん。
冬を越した春の小豆は乾燥して割れも多いので。 ぼたもちはこしあん以外にアンを米の中に入れて外側にきなこ、また昨今はいろいろありますが。。
秋の夜長♪~ご自愛しつつ楽しみましょう♪♪
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乙女 道仙 |
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暑い、暑い、蒸すーーーっ!と言って喚いても暑いのには変わりなし!笑 でもーーーっ暦の上では秋!Σ(゚д゚;) 由来も落ち葉の「葉落ち月」実りの喜びと凶作への不安を感じる月だったのでしょう。
今月はお盆行事で先祖の霊をお迎えする月でもありますね。 ここでちょっと「頼みの節句」と「月遅れ盆」「盆踊り」についてまたまた例年同様、書いておきます。
●「八朔」(はっさく)=「頼みの節句」
人々の想いが今も繋がる行事としては「八朔」(はっさく)(朔とはついたち=旧暦8月1日を指す) 「田の実の節句」を語呂あわせして「頼みの節句」などと呼ばれる。
田の神に五穀豊穣・風水害除けを願うとともに早生の稲穂を本家や知人に贈り収穫の前祝をする風習そのものを意味します。 現在では祭礼としての「八朔」は続いていますが、お中元、暑中見舞いと重なって一般的には「頼みの節句」贈答習慣は残っていません。 例外として花街・祇園では新暦八朔の日に芸子さん、舞妓さんが日ごろ「頼み」にしているお茶屋や芸事の師匠宅へ挨拶回りをする。
●「月遅れ盆」
8月15日を中心に夏季休業に入る企業や商店が多いのは江戸時代商家で始まった「薮入り」と言う習慣の名残です。
お盆のしきたりを時系列で追いながらご紹介
12日:精霊棚(盆棚)供物、お花を用意します。 13日:迎え盆。位牌などを仏壇から精霊棚に移し供物を供えます。夕方の迎え火には麻の皮をはいだ麻幹(おがら)を焚いてお迎えします。 14日~15日:供養。法要や墓参り、会食などを行います。 16日:送り火。迎え火と同様に門口で麻幹を焚いて霊を送ります。
京都の「五山送り火」も大規模な送り火ですね。 また小船に明かりを灯し、供物を載せて川に流す精霊流し、燈籠流しも送り火の一種ですね。
●「盆踊り」
平安時代に僧の空也が提唱した「念仏踊り」が始まりとされ、室町末期に一遍上人(いっぺんじょうにん)が広めました。
もう一つのルーツは菅原道真が讃岐に赴任中(886~889年)干ばつにあい命がけの物乞いで成功。 道真の感謝の踊りを見た法然上人(ほうねんしょうにん)が引継ぎ「念仏を唱えながら踊ると良い」と勧めたもの。
お盆の行事として全国に定着したのは江戸時代、地獄の業苦から開放された霊の喜びを表現している説。
今月はお墓参りに行きご先祖さんに感謝し、毎度お盆休み恒例の中津川「岩寿荘」にいって念仏踊りをまたまた踊りまくって行きたいと思っております。 そして「頼みの月」新暦で今日は皆様に感謝!!何卒、よろしくお願い致します。
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この日は栄東新町の「永安殿」に毎度の行事のお手伝いに9時には着物を着て到着!
久々の朝の地下鉄のラッシュに遭遇!
参拝は10時から4時まで。私は本堂で参拝に来られた方たちのお接待のお手伝いに奮闘!
毎度の事ながらおっさまや他のお寺様方に加え、女子プロレスラーの豊田真奈美さん、加藤園子さんも本堂参拝行司に加わる。
いつも思うのだが流石街のど真ん中、CBCTVのまん前、おっ様以外は皆さん若いお寺様、会社の方の参拝客も多く、、
そんなこんなでこの節分の日は他のお寺より活気付いているなーと思います♪~
ここの参拝は祈願のお札と一人ひとりおっさまがお経の合間に祈願とお名前を読んでくださる。
このお経をお寺様の皆さんが般若心境を3回早口で読み上げるのですがお経本をズラーとさらすのも見所!
あとお菓子の詰め合わせ(遠足みたいな 笑)くじ引きでお米や洗剤などいろいろ当たります♪~ 休憩室にはいつも姉たちが係りでめっちゃ美味しい甘酒を振舞い、みかんやお菓子、美味しい漬物がおいてあり皆さんに好評です♪~
今回も私の鑑定のリピーターさまたちも参拝!丁度休憩近くにいらしたリピーター様を休憩室にお招きしてパチリ!お土産まで戴いちゃいました♪~
最終時間に道了さん全員が参拝を終え最後におっ様の十二一重の美しいお姿やこちらの道了さんメンバーを写真に収めてお開きになりました♪~
終わると軽ーーい疲れが来ますが、気持ちはお勤めをさせていただいたことに爽快さいっぱいになります♪~☆~感謝!☆
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早いものでもうあっという間の10月! ここでこの「神無月(かんなづき)」と「紅葉狩り」の由来を復習を兼ね勉強しましたので書き留めておきます。
神無月(かんなづき)
由来は諸説あります。 一番有名なのは11月に行われる「新嘗祭」(にいなめさい)の為に新酒を醸造する月という意味の「醸成月」(かみなしづき)が転じたと言う節。
しかし、よく知られているのは日本中の神様が出雲に出かけて不在になる為「神無し月」と呼ばれる節でしょう。
えびす講は、この節に由来する行事。出雲に全国の神様たちが出かけている間、留守を預かる「留守神」がえびすさまでした。 そのひとりぼっちのえびす様をお慰めするためにえびす講が始まったとのこと。
「講」とは魂を供養する「法要」と同じ意味。
えびす講は流れとともに内容が変化して豊魚を願う祭礼となった。 (えびす様の像が釣り竿や鯛を持っている)
海の神様から商いの神様の要素が加わったのは日本に市が立つようになった中世以降。
えびす様は市場の神様と信仰され七福神の一人と数えられるようになり商売繁盛の性格を持つことになった。
紅葉狩り
落葉樹が鮮やかに色づき全国の野山では紅葉狩りが楽しまれます。 「狩る」=「野山に捜し求めること」を意味します。
秋の紅葉狩りは、春の花見とともに古くから人々の心を潤す大切な行楽行事。
紅葉を楽しむ習慣は奈良時代から始まったと言われ平安時代は貴族たちが紅葉を愛でながら宴を催し、和歌を詠んだ。
江戸時代になると一般の人々も弁当を持参して野山の美しい紅葉を楽しんだ。
ここに来て秋の気配がしてきましたね♪~行楽やスポーツのシーズン、、そして秋の味覚、、☆♪~ 楽しみながらこの秋の夜長をお過ごしくださいね~☆
※写真はこの時期になると我が自宅で眺めている 京都「宮脇賣扇庵」の紅葉飾り扇子。
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