(10)霊の種類
① 浮遊霊
死亡した人の思い(霊)だけがこの世に残ってさまよっている。
下級霊であり、時として写真等に写る。それ自体で人間に災いを及ぼす力は小さい。
② 先祖霊
先祖の中で位の高い霊が子孫を心配し、一定期間この世に降りてきた霊をいう。
我々子孫には有難い霊である。教えを尋ね実行することが望ましい。
子孫に伝えることができたら元の霊界へ戻れる。できなければ迷い霊となる。
高級先祖霊とは悟りに近い(涅槃の世界)先祖をいい。位の高い先祖霊は時折現世をみることができる。その際、子孫が不幸になる選択をしようとしているのが見えたとします。高級先祖霊は子孫の少し先の未来が見えます。例えば離婚すると子孫が不幸になるのが見えたとします。このままでは離婚しかねません。生きているときの感覚で自分が行けば止められると思い、神仏にお願いして一定時間(20日程度)現世に降りて子孫の元に来ます。そして、子孫の耳元で「別れるな」とささやきます。しかし、子孫には聞こえません。
肩をトントンしては「別れるな」とささやきますが、どんどん離婚の方へ進んで行きます。何も分からない子孫は最近肩が痛いと感じてはいますが、単なる筋肉痛だと思います。神仏との約束の時間が近づいてきますが、子孫にその思いは通じません。
結局肩が痛いと言っていた子孫は40肩になり、約束を破った先祖霊は霊界に帰れず迷い霊となります。
余談ですが、町の神様と呼ばれる人たちが先祖供養といっているのは、どうも迷い霊を帰す作業のことのようです。それと図3でも分かるように死んだら、小学生は小学生で集まり、社会人は社会人で集まるので、どんなに愛し合った夫婦でも次の世界で一緒にいるとは限りません。同じ魂レベルの持ち主と暮すのが幸せかも知れませんね。
魂の覚醒は更年期ぐらいにおこります。魂レベルに差がありすぎると朝目覚めたとき隣に寝ている御主人を見て何故この人と思うかもです。案外熟年離婚の原因はそこかも知れませんね。
注 世間で守護霊や守護神という場合先祖霊を指している場合が多い。
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