(4)魂と対話する心構え
魂と対話することは魂の目的達成に尽力する決意がなければなりません。
魂が現世において何を学び、何を体験したいのかを知り、それを実践して行く覚悟が必要です。現世での学びや体験は魂を大きく成長させます。
また、魂を通して知りえる宇宙の叡智は、人生を豊かに過ごす為の知恵であり真理です。
人生における問題や障害は魂が学び成長する為の教材であり、魂と共に乗り越える勇気が必要です。魂と対話することはご利益を得ることではなく、魂の成長を助け自己の人生を豊かに過ごす為の方法と言えます。
しかし魂と会話ができるからといって、人生における問題や障害を避けて通れるわけでは有りません。
御利益があると信じていると、自分の思い通りならないといって脱会することになります。
生きていると必ず問題や障害に遭遇します。
そして、その問題や障害はとても乗り越えることができない、大きな壁に感じ、前に進めなくなります。
魂は何度も生まれ変わっているので、生き方を知っていますし、宇宙の叡智とも繋がっているので、左の絵のように壁の向こうも見えるのです。
だから壁の登り方も、壁の先に何があるのかさえも知っています。
例えば貴方が女子中学生から「好きな男の子ができた」と恋愛相談を受けたとします。
経験ある、貴方はすぐにアドバイスできる知識と智恵を持っているはずです。
それと同じで、魂の知恵を活用できれば、将来起こりうる問題や障害を想像し不安を感じることが無くなります。
仏教では不安を「苦」と考えます。
不安が無くなることは苦しみが無くなるということです。苦しみが無くなれば幸せに暮せるといえます。
魂と会話し、その智慧を持って行動すれば必ず心豊かな人生をおくれるはずです。
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